[兄と妹の支えH(投稿:幸村さん)]

音夢『何ですか?、質問攻めって?』
俺『………』
音夢『どうしたの?』
……明日の買い物と桜公園の付き合い、それから兄さんと呼び名を代えた理由を教える、というのは…
…つまり……
音夢『兄さん!ボーっとしないでよ』
俺『…かったるいからボーっとするんだ…』
俯き加減の頭を上げ、音夢の方へ顔を向ける。
音夢『な、何ですか?』
俺『美春に俺と音夢の事で何か相談してるだろ?』
音夢『えっと、別に…』
…トボけなくていいのに…
俺『俺の推測だと、兄妹の間柄だと恋愛は無縁なのかな?とか相談してた気がするんだが…』
音夢『えっ!?、似てるけど違うよ。私は兄さんにどう見られてるか気になって、美春にさりげなく聞いてもらおかなって…』
俺『…それが今日の美春の質問は、音夢先輩の事好きですか?、だ』
音夢『ええっ!?』
俺『………』
音夢『………』
俺『…明日のお出かけも何か意を決してたんじゃないのか?』
音夢『…うん』
どんどん萎んでしまう音夢。
音夢『えっ?』
音夢の手を握って…
俺『焦るな…』
音夢『………』
俺『時期が早過ぎるよ、音夢はまだ気楽になって接するべきだと思う』
音夢『接するって…』
俺『?』
音夢『誰と…』
俺『…さぁな』
音夢『…兄さんは照れてる時は素直じゃないね…』
音夢に少し笑顔が戻る。
…ったく
俺『これだけは言わせてくれ、音夢の幸せを何より望んでいるのは俺なんだ』
音夢『………』
俺『…もし、…その…なったら、世間の常識に負けない位のカップルでいよう。音夢の為なら俺は世間に挑む。…かったるいけどな‥』
音夢『……ありがとう、兄さん……一つ聞いていいかな?』
俺『何だ?』
音夢『もしなったら…って、何になるのかな?』
俺『‥さぁな』
音夢『…何になるのかな…?』
音夢が俺の胸にチョコンと頭を預ける。
少し何かを安心した音夢が、小声で…
『願いが叶ってほしいよ…』
…囁いていた…。
……音夢…、ありがと。
…叶えば…いいね……。

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