[いつもと変わらぬ春の日21(投稿:ユウさん)]

結局、二人に押し切られて夕飯も食べて行くことにした。あとはいかに音夢にごまかすかだ。携帯電話を取り出し、家へと電話する。
Prrrr…Prrrr…Prr
『はい!天枷…じゃなくて、朝倉です!』
ズルッ
危うくずっこけるところだった。まさか、美春が出るとは思わなかった。しかし、その方が好都合だ。
「…美春か?朝倉だけど」
美春『朝倉先輩ですか?どうしました?』
「音夢に夕飯はいらないと伝えてくれ」
美春『な〜るほど!美春を使って音夢先輩の口撃を避けようって魂胆ですね!!そうはさせませんよ!!』
やはり、そうきたか。さすが、音夢にくっついてるだけある。だが、所詮美春だ。
「バナナパフェにバナナジュースでどうだ?」
美春『天枷美春にお任せあれ!』
「じゃあ、頼んだ」
そういって電話を切るとみっくんが話し掛けて来た。
みっくん「天枷さん?なんで朝倉君の家にいるんだろ?」
「どうせ、音夢にくっついてきたんだろ」
みっくん「あはは、天枷さんはいつも朝倉さんと一緒にいるもんね。それで大丈夫だって?」
「あぁ、美春に頼んでおいた」
みっくん「じゃあ、腕によりをかけて作ろうかな♪」
そういって、みっくんキッチンに向かって行った。それに習うように幹彦も立つと、
幹彦「じゃあ、僕らは僕の部屋にでも行こうか」
と俺に言って俺と共に部屋を出た。

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