[兄と妹の支えC(投稿:幸村さん)]

音夢『日差しが心地良いですね』
確かに‥、日差しに薄いピンク色に照る桜…
俺『心地良くて、綺麗だ…音夢じゃなくて桜が』
音夢『一言多いです』

音夢『…で』
俺『で?』
音夢『どんな夢を見たのですか?』
俺『ああ…、昔の夢だよ、俺と音夢の…』
音夢『あっ、私が出てくるんだ…』
俺『ああ…』
………
音夢『…懐かしい夢見たんですね』
俺『でも何故、呼び名をお兄ちゃんから兄さんに変えたんだ?』
音夢『‥ちょっと、ね』
俺『?、そうか…、まぁいいけど』
大した意味じゃないだろう。
音夢『………』
………
学校が近くなるにつれ、学生が周りに多くなる。
授業…かったるいよぉ。
音夢『…ねぇ、兄さん』
俺『何だ?』
音夢『…聞きたい?』
俺『?、屁でもこく気か?』
音夢『!、止めてよ!、周りに人がいるのに!』
音夢の顔が一気に真っ赤に染まってしまった。
俺『お、おい、顔が真っ赤だぞ、大丈夫か?』
音夢『兄さんが原因でしょ!』
俺『わ、悪い。…で何を聞かせてくれようとしたんだ。』
音夢『‥ほら、お兄ちゃんから兄さんに呼び名を変えた理由?』
俺『教えてくれるの?』
音夢『多分…、明日の祝日買い物に付き合ってよ。ほら、桜公園の奥の枯れない桜に…』
俺『‥懐かしい場所に指定するんだなぁ、そこで教えてくれるのか?』
音夢『…場所に意味があるから…』
俺『………』
場所に意味がある…?
………
?『音夢せんぱーい』
音夢『あっ、美春』
俺『………』
美春『音夢先輩、朝倉先輩おはよーございま〜す♪』
音夢『おはよ、美春♪』
俺『ああ、おはよ』
美春『…朝倉先輩、もう少し明るく挨拶しましょうよぉ‥』
音夢『そうですよ、兄さん』
俺『かったるい授業があるんだ…、これが精一杯だ』

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